プロアスリートの体調管理術とは

概要

 

1.プロアスリートにとって「体調管理術」とは?

プロアスリートはその名の通りスポーツ選手を生業とし自身の生活を背負いスポーツに取り組んでいます。試合での活躍実績の結果は自身の生活、家族の生活にも直結します。

目的とする試合に向けての身体の調整と回復。勝つ為に日常的なトレーニングをより良い状態で効果的に継続していく為の身体(基盤)を準備しておくことが選手の体調管理です。

 

 

2.コンディショニングトレーナーの役割とは?

私のようなコンディショニングトレーナーは、「スポーツ選手のライフステージに応じた暮らしのリフォーム屋さん」。競技パフォーマンス向上・怪我の予防に集約できるコンディション全ての要因(身体的因子・環境的因子・心因的因子)を加味してスポーツ選手が自分の持つ力を最大限発揮できるようにする為の準備・手段として目的に応じた望ましい状況を整えてあげることです。

 

具体的にはスポーツ・労働における生活環境での慢性疲労に陥るメカニズムを解明、改善措置することです。傷病が理由ではない慢性的疲労には消耗栄養からの体力低下・なんとなく不調といった不定愁訴の発症。気候時差などによる恒常性機能のバランス乱れ。筋肉痛・筋肉疲労の蓄積。脳の働きの低下などです。これら生活環境における疲労感の蓄積により神経・内分泌代謝・免疫系の身体の変調・身体の異常アラーム信号に対して予測出来る限りの素早い対応をとります。

上記のことから自然エネルギーの適切な活用・温度・湿度など施設管理。設備・機器の設定・点検・メンテナンス。選手一人ひとりに対した測定、分析によるリカバリー・コンディショニング総合計画評価。分析統計による集団生活環境における施設計画。全体トレーニング計画・プログラム監修を行います。

 

よく管理栄養士さんですか?と聞かれますが、プロスポーツチームでの管理栄養士さんは献立を考える人です。

 

栄養管理面でのコンディショニングトレーナーの役割は各コーチによる選手が達成したいことに対したアプローチとしての行動習慣の積み重ねを有効手段にする調整役です。予測できる限りの傷病の予防。疲労回復を図る。各指導者が練習プログラムの調整をしていけるように選手の不定愁訴・不調といったハイパフォーマンス阻害要素を改善措置。環境整備を改善し続ける役割を担います。一例として管理栄養士さんが献立を立てる為の材料となる「この人にはこの栄養素が足りないです」という数値を出してお伝えする役目を担っています。

 

またスポーツトレーナーは種別があり一概に筋トレを指導する者ではありません。

スポーツ障害を担当、試合等で選手が怪我した時の応急処置などを行うアスレチックトレーナー。医師による治療終了。理学療法士による日常生活動作(ADL)リハビリも終了。現場復帰した後、怪我による身体機能低下から後遺症、二次的外傷の発生予防を目的にした筋肉疲労マッサージを担当する理学療法士、柔道整復師、鍼灸マッサージ師などで構成されるリコンディショニング・メディカルトレーナー。持久力瞬発力など身体能力向上を担うストレングストレーナー。フィットネスクラブなどで、ダイエット、体力向上など個人のニーズに合わせた運動プログラムを提供するパーソナルトレーナー(CPT)運動実践指導者、スポーツプログラマー。神経系身体機能向上のファクショナルトレーナー。

そしてハイパフォーマンス向上の身体的準備として集団生活環境における選手の疲労回復に特化した体調管理を担う私のような「コンディショニングトレーナー」がいます。

 

※日本オリンピック委員会(JOC)は、コンディションという言葉を「目的である試合に向けての限定された期間の中での調整及び、日常的トレーニングをいかにより良い状態でかつ効果的に継続していくことへの対応」と定義しています。(引用元:https://www.joc.or.jp/column/playersupport/conditioning/

 

 

3.くりきみゆきが考える「プロアスリートの体調管理術」とは?

「自分の体のことに気付く感覚力、つまり何に対して変調を感じるのか、それらに対処することができるか」が肝になると考えています。管理方法は様々ありますが、それらの情報を常に冷静に把握し、それぞれの状態に応じて対処法を考え実践する。そしてそれを改善し続けることです。その為に「コンディショニングトレーナー」である私がいます。

またこれらの管理術は決してプロスポーツ選手でなければできないものではありませんので、ぜひ多くの方に実践していただき、あなたが達成したいことに対したアナタの自由を反映した行動習慣の積み重ねを有効手段にすることに繋げて頂きたいです。

 

プロアスリートの体調管理術とは

PAGE TOP